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2017年06月01日

鮎釣り解禁 (2017.6.1)

鮎釣り解禁 (2017.6.1)有名釣場の喧騒は疲れるし、他人のマナーの悪さを気にせず、ゆっくり魚との出会いを楽しみたい・・・そんな大人の釣り場『荒川玉淀』。朝9時頃に通称雀の宮ポイントに着くと、釣っているのは僅か二名。解禁日とは思えない空き具合だが、竿は頻繁に曲がっている。知り合いなので様子を聞くと、一時間程はアタリが無かったが、今しがた釣れだしたとのこと。サイズは瀬頭の方が17cmくらい、瀬肩の方はやや小ぶりで15cmくらいか。試しより水量が20㎝くらい増えて、瀬が良さそう。


鮎釣り解禁 (2017.6.1)二人に配慮して瀬の中段より下から始めたが、良さそうな石回りでもアタリがない。対岸へ釣り進むと、いきなり凄いアタリ。まるで戦車のようなこの引きはコイかバスだろう。サクラマスという望みも僅かにあるから、慎重に寄せるが下へ走られてプッツン。いきなりマイナススタートになったが、ここでは気持ちに余裕が持てる。ゆったりまったり釣ると、人の気持ちには余裕が出るものだ。その後に待望のアタリで釣れたのは16㎝くらいの綺麗な鮎。香りが良くて、鮎釣りの気分が盛り上がる。


鮎釣り解禁 (2017.6.1)その後は釣れるとコイに持っていかれて、引き舟の中が増えない。どうも場所選択が良くなかったようで、昼までで舟残り3尾の貧果。知り合いのトップは昼までに30尾以上釣っているので、気持ちは楽だ。のんびり昼食を取ってから、やや上流の正喜橋下へ入った。ここは岩盤が樋のようになった迷路のような瀬で、増水の時は道を知らないと危ない。その為に人が意外と少ない穴場だ。午前中には大分釣れたようで場荒れが心配だったが、群れが居て飽きない程度に掛かってくれた。


鮎釣り解禁 (2017.6.1)今日の私の釣果はトータル4.5時間の釣りで9尾、時速だと2尾。正喜橋下から東上線鉄橋までの間で、今日釣っていたのは延べ8名。トップは50尾以上だろう。放流の絶対数が少ない釣り場は、100万尾や10t以上放流する河川のようには釣れ続かない。ある程度鮎釣りの経験を積んだ方なら分かると思うが、名人級が釣らない限り、その場所の釣果はその日釣れる鮎÷釣り人だ。混雑した有名釣り場でチャンバラしながら多くを釣るか、玉淀でのんびりゆったり楽しむか。


釣れた情報に踊らされず、自分に合った釣り場を選択して釣行するのが一番。ガツガツ釣るのを卒業した大人の方になら、玉淀はお勧めできる。




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Posted by 日之出屋 at 21:26 │鮎釣り